1/12 ホンダCBX400F
'81型、ホンダCBX400F(アオシマ1/12)。1984(S59)〜1985(S60)頃、完成。
エンジンは、399ccで空冷DOHCの16バルブ、4ストロークの並列4気筒で48ps!
ホンダが肝入りで作った400マルチだけあって、癖のないエンジンニュートラルな操縦性、そしてスタイリングの良さと、このバイクは初心者からベテランまでどんな使い方にも対応してくれる、正に400ccの優等生でした。
それ以上の解説は不要でしょう、このバイクには・・・。
 
実は、このキットが初めての「アオシマ」バイクとの出会いでした。
ですからキットの方は今思えば"大らか"なもので、かなり手こずった筈なのですが、この頃はそれさえも良く判らず夢中になって作ったのを覚えています。

当時はネット環境も無く、数少ない資料(雑誌)を隅々まで調べ作っていた様ですが、この頃は本当に作るのが楽しかった様な気がします。(今も楽しいんですよ、念のため・・・)
 
例えばフロントフォークの白ライン、雑誌を隈なく調べ白のラインが入っている事に気付いた時は嬉しくて、直ぐさま再現したのでした(ヨレヨレになっていますが)。
 
メタリックレッドの塗り分けラインは、デカールをそのまま切ってガイドにして、セロテープ(!)でマスキング、その上から黒ラインのクルクルと丸まるデカールを何とか貼り付け、それでもずれたラインはタミヤ・エナメルの(XF-1)フラットブラックでタッチアップ、勿論トーンが揃わなくなったので、やむなく(デカールが痛むリスクも全く知らずに)クリヤー・コーティングをしたのでした(!)。
 
CBX400Fの特徴の1つである"Xエキパイ"(エンジンがらでてるパイプ=排気管の事ね)ですが、摺り合わせをしないで組み上げた為、エキパイ同士が干渉し、やむなくピカピカのメッキ・パーツをゴリゴリ削って、無理矢理収めてしまいました。
 
キットの水洗いすらしなかった為、リア・ウインカーのクリヤーオレンジが弾かれてムラになってしまっていたりと、今思えば、本当に"カミカゼ"的な作り方でしたね(汗)。

バックミラーナンバープレートが情けない・・・。
 
このクラスでは平均的な17Lのタンク。400ccらしいボリュームがあって、よろしい。

叩けば"カンカン"とスチールの音がしそう・・・。

使用カメラPentax K-x、2020(R02).06.16、撮影。
 
戻る