1/12 モンタギュー・パラトルーパー
モンタギュー・パラトルーパー(トミーテック1/12)。
2023(R05).09.10、完成。
これ、自転車じゃん・・・。

アメリカのモンタギュー社が、1997年米国防省機関「DARPA」の援助の下、海兵隊(マリーン)で使用出来る様にと開発された折り畳み式MTB(自転車)
パラトルーパーの名前の通り空挺作戦でも使用出来る程耐久性に優れている
その分、重量は軽いとは云い難いが、各パーツも汎用性に優れており、27段変速を採用する等性能としては申し分ない
その好評価の声に答え1999年から市販されたものがコレ。
 
このキット?はおもちゃメーカーでもあるトミーテックさんが作ったリトルアーモリーと云う美少女フィギュアを中心としたシリーズの中の軍用自転車の無色彩アイテム(プラモデル版)になります。

今、巷で流行っている美少女プラモトミーテックさんは主人公?の美少女フィギュアと彼女達が使用する小火器や身の回りの小物を1/12で再現し、その殆どをキット化して販売(一部色彩済みのアイテムも有)しております。
勿論、バックグラウンドとしてのストーリー設定もちゃんとあります。

と云う事でそのトミーテックさんの美少女フィギュア(実物はまだお目に掛かれておりませんが)シリーズのこのMTB(自転車)は、流石はおもちゃメーカーだけあってパーツ分割、組み立て方等、一部驚かされる所もありましたがその仕上がりは非常に良く、合いもバッチリ(一部バリ有)でした。
折り畳み機構もちゃんと再現され(それ専用のパーツも付属)、ワイヤーやパイピング用のパーツも入っており(使わなかったけど)、"プロ"仕様やその他の仕様にも作れるパーツもふんだんに盛り込まれてと、プラモデルとしても充分作り応えのある仕上がりになっておりました。
 
実はこのキット?をこのHPのオートバイシリーズに入れようかどうしようか結構迷いました。

このキットを買った頃は何故か無性に息抜き的な違うジャンルのキットを作りたくてうずうずしていたのです。
違うジャンルのキット、例えば美少女プラモ、最近ネットでよく流れているその製作動画を見て私も作ってみたい(=バイクの横に立たせるのさ)、しかし一度買ってしまうとその後どうするの。
そして同じく少し前にネットで流れていた戦車(AFV)もの(=某少女戦車アニメの影響)とその製作動画も見て、これも作りたい。
でも新しくキットを買う時はバイク(=1/12)と勝手に決めていた自分ルールに抵触してしまうしなぁ・・・等と一人悶々としながら難波の模型屋界隈をうろついていた処、偶然こいつを発見。
ん? これは美少女プラモ用の自転車のキット! しかも軍用ならAFV感覚で作れる! その上1/12なので自分ルールにも抵触しない! コレだ、と訳の判らない判断力でレジまで持って行ったのでした(きっと軽い熱病にでもなっていたんでしょうね)。

そしていざ完成させては見たものの、これオートバイじゃないし・・・番外編として新しくコーナーを作るのかとも考えましたが、まぁ1/12だからそのまま載せちゃえと、このシリーズの新作にしました(どうでも良い話でしたね)。
 
ちゃんとキットの話もしましょう。
このキットには立派なデカールも梱包されておりましたが、説明書のデカールの指示だけは流石におもちゃメーカーだけあってめちゃくちゃ使い物にならず、何故か資料も少なかったので、イラストを見ながらフィーリングで貼りました。
一応、中華製でしたが恐ろしい位に水離れは良く(5秒で貼れる!)食い付きも良好・・・、しかしアップで見ると印刷はドットパターン・・・、いいけどね。

後、塗装の指示は細かくされておりましたが、殆どイメージで塗りました
AFV色のNo.54カーキグリーン(M)なんか、いい色出てますね〜、よく見えませんね〜。
 
このMTB(自転車)折畳み式なので一応折畳める様になっておりますが、折畳むと可変モビルスーツの様に可動部の塗料が確実に剥がれます。
なので折畳まれた状態のショットは敢えて撮っておりません。
あしからず・・・。
 
実車を立たせる場合は、リアキャリアー(後の荷台)をくるりと下へ降ろしメインスタンドとして使用するのですが意外と安定性はなく、このキットも他のバイクと比べると誠にきゃしゃ自重がなく超軽量で少しの振動でもポテッと倒れてしまう有様(それにスタンドを立てた状態のビジュアルもよろしくない)、なので敢えてキット付属のオモチャっぽいスタンドを使っています。
難点は長期間立てているとタイヤが変形して来る事でしょうか。

因みに、実車もオプションですがサイドスタンドの様なメインスタンドも有ますが、これも安定性は今1つの様です。

使用カメラPentax K-x、2023(R05).09.14、撮影。
 
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