1/12 ヤマハRZ350
'81型、ヤマハRZ350(タミヤ1/12)。1994(H06).04.27、完成。
エンジンは350(249)ccの水冷ピストンリード・バルブ、2ストローク並列2気筒で、45ps

2ストロークの本家ヤマハの集大成、フレームもサスペンションもソフトでバンク角が浅くリヤで曲がる典型的な昔のバイクだが、6000回転を越えた辺りから爆発的に加速し始め、8000回転を越えても止まる事が無く湧き出て来るパワー特性(数値にすると3.17kg/psは当時の750ccと同レベル!)から"ポケットロケット""ナナハン・キラー"等の異名を持つ、ある意味究極のバイク。
 
キットはタミヤ製と云う事もあって、全くのストレートで、実車の過激さと相反してストレス無く完成したのを覚えています。

最も、組み立てている間には色々あった様ですが、組上がった完成品を眺めているとそんな事も忘れてしまいました。
 
この作品は、私の中の第二期の後期、詰まりきっちりとボディー・カラーを塗った上からデカールを貼ったモノです。

まぁ、買ってからかなりの月日が経っていましたので作る前からデカールの黄ばみはありましたが、やはり悲しいかな貼ってからの変色も進んでいます。
 
メッキ・パーツもそのまま、メッキの上からサフ代わりのグレーを吹いて、Mr.カラーのNo.8シルバーを吹きました。

ペダル類がリヤ・ステップと一緒だったりと、手を入れる所もある様でしたが、それらもそのままスルーしました。
 
正面から見るとちょっとイメージが変わり、ヨーロッパ辺りのカフェレーサーの雰囲気が漂って来ます。

そうそう、このバイクのフロントカウル、ヘッドライトの直ぐ上が凹んでいるんですがちょっと見えにくいなぁ。
恐らくはライダーを風圧から守る為だと思われます。
 
ナンバー・プレートも適当にあったモノ(キットのモノだったかどうかは不明)をそのまま使用。

流石は並列2気筒スリムなスタイルです。
でもその華奢なスタイルからはとても想像出来ない激しさを持っているのです。
 
2ストロークなので、この時代のバイクにしては16.5Lとちょっとだけ多めのタンク容量

使用カメラPentax K-x、2022(R04).04.20撮影。
 
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