阪急 2800系 京都線特急。数年前に作ったモノらしいです。 以下N田氏のコメント。 「今から12年前ほどに作った阪急2800系京都線特急です。 フルスクラッチのペーパーモデルで今から35年前に夢中になっていた阪急のペーパーキットと同じ製法です。」という事です。 |
「阪急2800系は京阪間の国鉄・京阪に対抗するために、既にデビューしていた2300系オートカーをベースに転換クロスシートを装備した特急専用車として昭和39年にデビューしました。 当時、京阪特急は1900系・1910系のテレビカー連結の特急車をデビューさせており、阪急京都線としてはかつての名車P-6デイ100を走らせていた誇りもあることからいつまでも京阪の後塵を浴びているわけにはいかないと、満を持して登場させました。 通勤型のフェイスに加えて阪急独自のアルミサッシを2連窓とした2ドアの特急は、木目調の内装・伝統のマルーン色と相まって特急料金不要の車両としては当時最高の名車として取り上げられました。 性能的には2300系を踏襲していますので、残念ながらブルーリボン賞やローレル賞からは落選しましたが(2300系は昭和35年度ローレル賞を受賞)、このときに完成されたデザインは、後に昭和50年に登場し、ブルーリボン賞を受賞した名車6300系に繋がっていくことになるのでした。」 |
「現在は9300系が京都線の特急専用車となり、2800系は今から20年前に引退、6300系も"京とれいん"の1編成を残して特急を引退、一部は4両編成の嵐山線普通に格下げされてしまいました。 9300系はクロスシート車ながら3ドアと変化しており、かつて2ドアで疾走していた特急とは大きく変わってしまいましたが、我々オールドファンにとっては2800系、6300系はP6の伝統を受け継ぐ名車としていつまでも大事にしていきたい車両でもあるのです。」 使用カメラCanon IXY 610F、2014.10.15、撮影。 |
因みにこれが「9300系 特急」。 |
これが「6300系 京とれいん」。 |