HOゲージ 国鉄 キハ22
HOゲージ 国鉄 キハ22
写真が届いたのは2023(R05).10.04

「今から32年前に挑戦した金属キット(HO)の第2弾。
国鉄 キハ22型ディーゼルカーです。
北海道などで使用されていた酷寒地仕様の気動車です。
北海道時代、札幌に出る時や地方に出かけた時のローカル線で結構乗りました。」
 
「当時凝り始めていた金属バラキットで、最初はハンダ付けに結構苦労しましたが、箱になる頃にはそこそこコツを掴んでいました。
動力は当時のスタンダードのトラックモーター(台車内にモーターとギアが入っている)としています。
エンジン床下機器はキット付属のものを使用しましたが、スノープロウ(雪かき器)缶コーヒーの缶を展開して部品を作りました。
HOは結構大きいので、手作りの部品を作ってそれらしく取り付けたりしています。」
 
ペーパーを使って盛り上がったハンダを平滑にし、メタルシールプライマーを下地に鉄道専用色で塗装しました。
この頃はまだハンドピースはなく、下地も含め全て筆塗りです。
金属モデルは塗装が面倒くさいですが、プラスチックとは違って光の反射や重厚感が本物に近いように思います。
久々に出したらボディーがカビだらけで、綿棒できれいに拭き取った後に壊れた部品や剥げた塗装を修復しました。」
 
実車は引退して30年近く経ちますが、真冬の氷点下20℃を下回る日でも二重窓と大容量のヒーターで車内は意外と快適でした。
急行列車の増結にも使われることもあり、シートピッチも急行並みに広く長時間でも苦なくゆったりできたように覚えています。」
 
180馬力の非力なエンジンをカラカラ響かせながら、重い鉄球をゴロゴロ引きずるように走ってましたが、最近の高性能ディーゼルにはないのんびりとした味わいのある乗り心地でした。」

使用カメラ、apple iPhone 13 mini、2022.10.03撮影。
 
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