HOゲージ JR 「しなの」用先頭グリーン車"クロ381" <2タイプ>
JR 「しなの」用先頭グリーン車"クロ381" <タイプA>。
"サロ381"を先頭車改造したもので、数年前に作ったモノらしいです。

以下、N田氏のコメント。
「以前撮影した、振り子式電車特急381系の先頭車2態。
今から15年ほど前に凝っていたHOの金属バラキットを組み立て完成させた金属モデルで未完成の1両を加えると5両編成が組めるようにしています。
写真にはありませんが、2両ある中間車のうちの1両には3900円のトラックモーター(台車内に走行モーターを組み込んだタイプ)を2基組み込み、2900円のパンタグラフを2基搭載、技術的にも費用的にも結構力の入った車両です。
もっとも、現在のプロが組んだ完成品を買おうと思えば、30万円は下らないでしょうが・・・。
写真は両方とも"サロ381"を先頭車改造した「しなの」用先頭グリーン車"クロ381"です。
半田付けも慣れ始めた頃で、結構綺麗に組めたように思いますが、塗装が今一おもちゃっぽくなってしまいました。」との事です。
 
JR 「しなの」用先頭グリーン車"クロ381" <タイプB>。
こちらも"サロ381"を先頭車改造したものらしいです。

「以前から航空機のように車体を傾けて(実際は5度ほどなのだが、乗ってみるとかなり傾いているように思える)カーブでスピードを落とすことなく疾走する振り子車両に憧れて、381系を始め、JR北海道の281系DC、JR四国の2000系DC、8000系EC、JR九州の883系SONIC、885系白いSONIC、JR西日本の187系DC、智頭急行のHOT7000と8種の振り子式特急に乗ってきました。
車酔いのし易い(しなの酔いと言います)揺れる特急と悪態をつかれていますが、本則+30km/hの速度制限の実力は生半可ではなく、極端に言うと片側の窓は地面を、他方は空を映しているという表現が出来るほど傾いて走る感は新幹線のスピードよりも迫力を感じるのは私だけでしょうか?
空気式枕バネで傾斜するN700系新幹線強制振り子式と言えなくもないのですが、高々1度程度、在来線の振り子式には迫力の点では足元にも及ばないと思いますが・・・。」

どちらが好みかは、好き嫌いの分かれる所でしょうが、どちらも同じ車両と云う所に驚かされました。
それに、車両の出来だけでなく、写真の出来もなかなかのモノです。
いや、お見事!

使用カメラ
Canon PowerShot A40、2007.04.09、撮影。
 
戻る