1/700 潜水艦 アーチャー・フィッシュ
アメリカ 潜水艦 アーチャー・フィッシュ(ピットロード1/700)。1993(H05).03.05、完成。
全長95m、排水量2,424t(水中)。-"バラオ級のデータ(Wiki)-

第二次世界大戦で太平洋を暴れまわったアメリカ海軍はバラオ級潜水艦の311番艦。
1943(S18).01.22竣工。
1944(S19).11.29には日本海軍の空母 信濃を撃沈する戦果を挙げた。

因みに、アーチャーフィッシュは大戦中に沈没したと当時のタミヤの信濃の説明書には書かれておりましたが、最近の資料ではちゃんと終戦まで生き残っていた事が確認されています。
 
まずはこのキット、ちゃんとした?ピットロード製(のスカイウェーブ・シリーズNo.18)です。
今は金型をタミヤに譲渡? 売却?(タミヤが回収? 買取?)したのか、一応再入手しやすくなっているみたいですが、これはれっきとしたグリーンパッケージピットロード製です。

何十年も前の話ですが当時光人社の「信濃!」を読んでおりましたので、空母 信濃を撃沈した米潜水艦 アーチャー・フィッシュに興味を引かれ色々と調べておりました。
するとアーチャー・フィッシュバラオ級である事、そしてそのバラオ級は同潜水艦ガトー級の改修型であり、その外観の違いはほんの僅かである事が判明。
これはガトー級潜水艦を使えばアーチャー・フィッシュが出来る!と、以前から模型店で見かけていたこのキットを購入したのでありました。

因みにこのキット、オマケ?として日本海軍 駆潜艇13号型(とアメリカ軍 爆撃機 コンソリデーテッドB-24 リベレーター)が付いており、それらがセットになっているランナーが二枚入って一つのキットになっております。
 
ブリッジのアップ。
艦首と艦橋の311デカールはキットのものだと思いますが、詳しい事は忘れました。

全体的に、ちょっとピントが甘いな〜。
 
ガトー級とバラオ級の外観の差は僅かな違い、と云う言葉を信じて全くの無改造、適当なタミヤ・アクリル系の筆塗りで済ませました。

そう云えばガトー級ミンゴ(SS-261)は、戦後、海上自衛隊くろしお(SS501)として、暫く活動していたのは有名な話です。
 
アーチャー・フィッシュの武装は光人社の「信濃!」写真記述にある通り、25口経の5インチ単装砲と20mm単装機関砲を、それぞれ前後に一基づつ装備させておきました。
 
オマケのショット。
前進翼型の潜航舵がアクセントになっています。

使用カメラPentax K-x、2020(R02).10.20、撮影。
 
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